憧れの南魚沼産コシヒカリ

人生の中で忘れられない味ってありますよね。私の場合、お母さんが作ってくれた塩辛、おばあちゃんのきんぴら、お父さんの石狩鍋、北海道伊達市の朝もぎとうきび、板橋区のうなぎやさんのうな重・・・・まあ、色々あるんですが、その中の一つに君臨するのは南魚沼産コシヒカリです。
当時は南魚沼産コシヒカリと呼ばれていなくて、ただ単に「魚沼産コシヒカリ」って呼んでいましたが、間違いなく、南魚沼産のものでした。
お店やさんを営んでいた、友人のお母さんが「南魚沼のコシヒカリよ!」と誇らしげに言ったのを覚えています。
普通は世界で一番おいしいおにぎりと言えば、お母さんが作ってくれたものですよね。多分。
しかーし、わたしの脳裏で一番のおにぎりは、友人のお母さんが南魚沼産のコシヒカリで作ってくれた筋子おにぎりです。
今でも、あの味以上のおにぎりを食べた事はないです。
やっぱり、お店やさんだから、一般人よりもおいしいお米を食べれるの?もしくは、格安で手に入れられるの?と、子供ながらも、我が家で食べていた米の質が、この南魚沼産の米よりもランクが下であるということを確信しました。
おにぎりの中身の筋子も美味だったのですが、例え、あのおにぎりが塩むすであったとしても、やっぱり、極上の味だったと思います。南魚沼産コシヒカリ、恐るべし。

レベル高いぞ!南魚沼産コシヒカリ+1 !

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